クラウドファンディング初日に150万円突破──〝出版〟という夢を叶える
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クラウドファンディング初日に〝150万円〟を突破した出版プロジェクト
クラウドファンディング初日に150万円の支援金を集めた出版プロジェクトが注目を集めている。「知識ゼロからの会計リテラシー入門」書籍出版プロジェクトだ。
経営者にとって大切な会計についてのスキルを身に着けてもらうための本に、全国から支援が集まっている。支援額はその後も伸びており、180万円を超えている(2023年10月25日現在)。
クラウドファンディング(略して〝クラファン〟)というのは、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語で、個人や起業がその活動や思いに共感した人たちから幅広く資金を募る仕組みだ。支援者は、支援した返礼品としてリターンを受け取ることができ、個人や企業とファンを繋げることができるツールとなっている。
今回の書籍出版プロジェクトで興味深いのは、書籍以外のリターンも充実している点である。
オンラインでの財務相談や個人・企業が書籍のスポンサーになれる権利などが並ぶのは、クラウドファンディングならではだろう。
実際の支援者以外にも、お気に入り登録をしておけば、活動報告で書籍ができるまでの過程を追うことができるのも、クラウドファンディングの楽しみのひとつだ。書籍がだんだん形になり、自分や企業の名前が入るとなれば、応援する側も熱が入る。
また、リターンの中に、経営者の中でも苦手意識のある人の多い会計について、ボードゲームを使って楽しみながら学んでもらう活動があるのも興味深い。
(画像はイメージです)
ボードゲームで会計について学ぶというと、世界的ベストセラーになった紫色のお金の本を連想する方もいるかもしれない。あちらは資産や負債の考え方について学ぶというものだが、こちらのボードゲームでは、たった2日間の研修で決算書が書けるところまで学べるという。
支援者が体験を通して学び、書籍を読むことで、ますます理解が深まる仕組みになっている。
▶「会計リテラシーの本を出版して、全国の経営者に会計を学ぶ大切さを伝えたい!」
ビジネス・経営、美容、写真集など、書籍のジャンルは様々
一口に書籍といっても、そのジャンルは様々だ。
「あなたの未来にエール!『諦めないから美しい』を出版したい」というプロジェクトでは、顔や腕に大やけどを負ったエステサロン経営者が、3週間で驚異的に回復したストーリーを伝える書籍を出版するため、クラウドファンディングに挑戦した。
もともと肌や体型にコンプレックスをもっていたプロジェクトオーナーが、心のもち方や正しい知識があればその悩みを解決する方法に出会える、諦めなければいつからでも変われるという想いを伝えたこのプロジェクト。たくさんの人の共感を呼び、200人以上の支援者から、目標金額を大きく超える184万円超えの支援を集めた。
▶「あなたの未来にエール!『諦めないから美しい』を出版したい」
書籍の内容は、文章とは限らない。40年余りにわたって自然を撮影し続けてきた山岳写真家が、人生の集大成となる写真集を出版したいと呼びかけたところ、134人の支援者から159万円の支援が集まった。
リターンとして掲載されたポストカードやカレンダー、Tシャツなどに目移りした人も多かっただろう。美麗な山岳写真の数々は、見る人の心を打つものばかりだ。
▶「熊に襲われた経験を持つ山岳写真家、髙橋敬市の人生を集大成した写真集を出版したい!」
出版という夢を応援したい
「いつか自分の本を出したい」「出版という形で想いを伝えたい」──そんな夢を叶える方法のひとつがクラウドファンディングだ。
年間300件のクラウドファンディングをプロデュースするスバキリ商店株式会社では、こうした書籍出版のプロジェクトを月に3件以上手掛けている。クラウドファンディングをすることで、想いを知ってもらいファンを作りながら、出版費用を集めることができる。
何よりも魅力的なのは、プロジェクトオーナーだけでなく、支援者も出版を応援し参加できるという点だ。書籍に自分の名前が載る、活動報告などを通して本ができていく過程を目にできるというのは、なかなか得難い体験である。完成した書籍が届いたときの感動はひとしおだろう。
プロジェクトオーナーの側も、参加者の反応を見ながら、書籍の内容に反映させることができる。こうした応援の循環が起こるのも、クラウドファンディングの魅力だ。
スバキリ商店株式会社代表の小西も、数々のメディア出演をしながらチャレンジする人を応援している。
「出版したくてもお金がない」「忙しくてなかなか時間がとれない」──そんな理由で出版の夢を諦めないでほしい。
スバキリ商店株式会社では、プロにすべてを任せられるシステムで、プロジェクトの内容やリターンを決めるのはもちろん、文章やサムネイルの作成まで、専任の担当者が行う。プロジェクトが始まってからも相談でき、フォロー体制も充実しているのが特徴だ。
とはいえ、自分で本を一冊書き上げるというのはハードルが高い、という声もあるだろう。
そんな人には、ライターが電子書籍を丸ごと書いてくれる「電子書籍出版プラン」をおすすめしたい。クラウドファンディングでファンや仲間を作りながら出版費用を集められる上に、自分の伝えたいことや想いを語るだけで、専属のライターが本を書きあげてくれる。
出版という夢を叶える──その選択肢のひとつとして、クラウドファンディングを視野に入れてみるのはいかがだろうか。
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◆執筆–深月春花