クラウドファンティングリリース前の審査で引っかかるポイントご存知ですか?
クラウドファンディングのプロデューサースバキリです!
僕が代表を務めるスバキリ商店株式会社では1日1件以上のクラウドファンディングをプロデュースしています。
多くのクラウドファンディングをプロデュースしていると「審査を出したけど返された」「修正するように言われました」というのがよくあります。
実際、クラウドファンディングの審査には絶対引っかかるポイントがあります!
今回の内容を押さえておけば、審査出す前にチェックすべき項目がわかるので、スムーズにプロジェクトをリリースすることができますよ。
クラウドファンディングの審査で引っかかる4つのポイント
早速ですが、クラウドファンディングの審査でひっかかるポイントは以下の4つです。
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生産者の許可が取れているか?
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薬機法に抵触しないか?
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動画や画像の掲載許可が取れているか?
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プロジェクトの実行が可能か?
それぞれのポイントについて細かく解説していきます。
生産者の許可が取れているか?
まず、生産者の許可が取れているものでないとクラウドファンディングに出すことができません。
つまり、無断転売はできないということになります。
わかりやすいNG例として、カメラのクラウドファンディングを実施する際、そのカメラを家電量販店で購入して出すことが挙げられます。
海外の良い商品を日本で紹介したい(リターンとして購入もできる)というクラウドファンディングもありますが、この場合も海外の会社から日本で販売する許可が得られたものしかクラウドファンディングには出すことができません。
売れた商品に問題があった場合、プラットフォーム(CAMPFIRE等)が責任が取ることができないのが大きな理由で、申請時には許可が取れているかの確認が入ります。
海外のものだと代理店契約が結ばれてるか等の審査も入ります。
自社製品を出す場合は問題ありませんが、他社製品を出す場合は許可が取れているかの審査をクリアしなければクラウドファンディングに掲載することができませんので、気をつけてください。
薬機法に抵触しないか?
薬機法に抵触しないかは必ずチェックが入ります。
効果効能を表示することは薬機法で禁止されているので、飲んだら絶対に痩せるサプリ等はクラウドファンディングでは掲載できませんし、効果が立証できないもの(飲んだら若返る等)も掲載することができません。
ですので、健康食品サプリをクラウドファンディングで出す場合は、ネットで販売する場合と同様、薬機法に注意して文章を書かないといけません。
動画や画像の掲載許可が取れているか?
動画や画像に載っている人たちの許可が取れているかも重要なポイントです。
例えば、新聞やテレビに取り上げられた事例をクラウドファンディングに載せたい場合、新聞社やテレビ局の掲載許可が要ります。
また、有名人が来店した際に撮影した写真を使いたい場合はその方の許可が必要になります。それが、一般人であっても本人や保護者の許可が必要です。
つまり、動画や画像は載っている人全員の許可が取れているものしか掲載ができません。
クラウドファンディングの申請を出した際、画像や動画の被写体に掲載許可が取れているか必ずチェックが入るので、事前に許可を取っておきましょう。
プロジェクトの実行が可能か?
All in でプロジェクトを実施した場合、目標金額を達成できなかった際に自己資金でプロジェクトを実施することができるかが審査の対象になります。
例えば、僕が100万円目標でキッチンカーを作るプロジェクトを実施して10万円しか集まらなかった場合でも、キッチンカーは自己資金を使った作ることができるかを審査されます。
同様に、僕が1億円目標で遊園地を作りたいというクラウドファンディングの審査を出したとしても絶対に通りません。
なぜなら、僕が遊園地を作ることが可能かどうかは不確定(または不可能)だとみなされるからで、そのようなプロジェクトは審査が通らないからです。
All or Nothing だと掲載することは可能かもしれませんが、1億円の支援を集めることは不可能だと思います。
やはり、夢物語のクラウドファンディングには支援が集まらないようになっていますし、支援する人にとってはリアリティがあるかどうかが重要になります。
まとめ
今回紹介した4つのポイントは必ず審査されるポイントです!
事前にチェックしてから審査に挑んでください。
確実にプロジェクトをリリースするため、スムーズにリリースするための必須項目になるので、クラウドファンディングをやろうと思っている場合はしっかり把握しておいてくださいね。