【要チェック】知ってる?クラウドファンディングがBANされる理由

ノウハウ

クラウドファンディングのプロデューサースバキリです!
僕が代表を務めるスバキリ商店株式会社では1日1件以上のクラウドファンディングをプロデュースしています。

クラウドファンディングは一度公開されたら、「達成する or 達成しない」の2択だと思っていませんか?
実はそれ以外に「掲載途中で削除される」ということも起こり得ます。

僕のクライアントさんで掲載途中に削除されたクラウドファンディングがありましたので、この実例を用いて削除されてしまった理由を対処法と一緒に紹介します。

BAN(削除)されたクラウドファンディング

恵比寿サウナーさんのクラウドファンディング

実際にBANされてしまったクラウドファンディングは「サウナに入れる蕎麦酒場 恵比寿サウナー」のプロジェクト。

最終的に100万の目標金額に対し、300万円を超える支援を集めてプロジェクトは成功しました。

しかし、このプロジェクトはCAMPFIREへの初回掲載でBANされ削除されてしまい、その時点で集まっていた200万円の支援が全て支援者に返金されてしまいました。

なぜBAN(削除)されたの?

BANされた理由はズバリ商標です!

キャッチコピーに商標登録済みのワードが!

最初のプロジェクトのキャッチコピーで使っていた「ソロサウナ」という言葉が既に他社さんが商標登録しており、登録者さんからCAMPFIREに指摘があったためプロジェクトがBANされてしまいました。

クラウドファンディングがBANされないために

商標登録には要注意!

今回の事例からも分かるように、商標登録の事前チェックは忘れてしまいがちですが超重要!

他のビジネスや商品名もそうですが、クラウドファンディングでもキャッチコピー等でも商標登録されている言葉がないか事前にチェックしておきましょう。

恵比寿サウナーさんの対応

最初のプロジェクトが削除された恵比寿サウナーさん、その後どうしたと思いますか?

僕だと心が折れて諦めてしまうかもしれないのですが、このプロジェクトオーナーさんは「ソロサウナ」というワードを削除して再度プロジェクトをスタート!
結果、初回プロジェクトの支援金額200万円を大きく上回る300万円以上の支援を集め、大成功を収めることができました。

このことから、一度プロジェクトが削除され支援金が全額返金されるという苦境に直面した後、再度プロジェクトを立ち上げて支援を募るというストーリーが物語的に盛り上がり、多くの人に刺さったということが言えます。

クラウドファンディングというプレゼンテーションの場で最も大切なのは熱意とよく説明させてもらっているのですが、どんな状況でもやり切るという熱意が支援者さんにも伝わった良い例ですね。

まとめ

少し話が飛びましたが、今回しっかり覚えておいて欲しいことは「クラウドファンディングのプロジェクトでも商標登録をチェックする」ということです。

恵比寿サウナーさんの最終的な結果はよかったですが、プロジェクトが削除されるのは大変なことです。
事前に商標登録チェックで防ぐことができるリスクなので、しっかり対応してクラウドファンディングを実施してくださいね。