地域イベントやフェスティバルを計画しているあなた。資金調達や集客の課題に頭を悩ませていませんか?
特に自治体関係者やイベント事業者にとって、予算不足や参加者数の見通しが立たない状況は大きなストレスです。
実は、イベント運営に関する資金調達や集客、広報活動にも、クラウドファンディングを活用できるってご存知ですか?
クラウドファンディングを活用してイベント運営を成功させるための具体的な方法と秘訣を成功事例とあわせて、ご紹介します。
クラウドファンディングをイベント運営で活用するには
「イベントを開催したいけど、資金がない…」
「面白いアイデアはあるのに、実現方法がわからない…」
そんなあなたに、クラウドファンディングをイベント運営に活用するという手段をご紹介します。
【基本】クラウドファンディングとは?
クラウドファンディングとは、不特定多数の人々からインターネット上で資金を募る仕組みです。主に、購入型、寄付型、投資型という3つのタイプに分けられます。
プラットフォームと呼ばれる専用サイトに、イベント開催に関する情報や必要な資金の額、主催者がどのような活動をしているかなどを一覧にしたプロジェクトページを公開して、支援を集めることができます。
個人でも実行ができ、数万円単位から支援を募集することができるので、小規模イベントの開催にも活用しやすい点が特徴です。
クラウドファンディングについて、簡単にまとめた記事がありますので、詳しく知りたい方は、こちらからどうぞ!

どんなジャンルのイベントでも活用できる
クラウドファンディングは、どんなジャンルのイベントでも実行する事ができます。
イベントと一口に言っても、町内でのお祭りから学園祭、ダンスや楽器演奏などの発表会、演劇やコンサート、マルシェや食べ歩きまで、内容や規模もさまざまです。
また、イベント運営に必要な資金調達といっても、お神輿の修理や衣装の新調という備品類のためや運営費全般など、必要な金額や使い道もイベントによって違います。
クラウドファンディングでは、誰が見ても納得する目的であれば、イベントの内容や資金の使い道は自由です。
イベント運営での活用はどうやって?
イベント運営のために行うクラウドファンディングでは、「購入型クラウドファンディング」が主流です。購入型では、プロジェクトを支援する見返りとして、支援者がリターン(お礼や商品)を受け取る形式です。
リターンには、実行者が返礼品として提供できるものであれば、自由に設定することができます。
食品や衣類、書籍といった有形の商品から、セミナーや美容系店舗の利用チケットといった無形サービスの提供、動画コンテンツやライブ配信への招待などのオンラインコンテンツまで、過去にはいろんなリターンが用意されています。
アルコールなど販売するために資格が必要なリターン品の場合は、実行者が資格を持っていれば大丈夫です。
リターンにイベントの入場券や限定グッズ、スポンサー権などを用意することで、来場促進や出演者や出展者の紹介など、広報活動と資金調達を同時に行えます。
チケットの予約販売として活用できる
イベント運営で一番重要なのは、来場者数の見込みと会場の収容人数のバランスです。
「開催したいけど、何人来てくれるかわからない」
「初めての開催だから、集客が不安」
そんな場合は、クラウドファンディングを活用することで、チケットを予約販売すれば、集客人数を予測できます。
リターンとしてイベントチケットを用意すれば、支援される=予約確定として来場者の見込みができます。イベントチケットにスポンサー枠を用意すれば、スポンサー枠も同時にリターンとして募集が出来るという合わせ技もありです。音楽や演劇、ダンスというパフォーマンス系イベントなら、オンライン配信チケットや収録動画をリターンにすれば、当日現地まで来れない人にも支援しやすくなります。
チケットをリターンとして用意し、見込みより反響が大きければ、当初予定していたスペースでは足りないかもしれません。逆に反響がなければ、イベントの内容を練り直す必要があるかもしれません。
クラウドファンディングを活用することで、イベントに対する周りの興味関心を知ることができ、来場者の事前確保にもなるのです。
資金調達以外の活用するメリット
イベント開催にクラウドファンディングを活用することは、資金調達以外にもメリットがあります。それは、お金では手に入らない3つの価値も同時に受け取れる仕組みだからです。
クラウドファンディング=お金集め、というイメージがあるかもしれませんが、お金以外の価値も同時に手に入れられます。むしろ、応援者や経験というお金だけでは手に入らない価値の方が大きいでしょう。
メリットその1.仲間が見つかる
クラウドファンディングは、お金と人を一度に集める仕組みでもあります。
「こういうイベントに行きたかった!」
「自分もこういうイベントがあればいいなと思ってた!」
イベント開催のためにクラウドファンディングを実行することで、共感してくれる人や応援してくれる人と仲間を作ることができます。
支援してくれた人は、次回イベントをする時にも協力者になってくれる可能性が高く、イベント開催が縁となって関係を続けていくこともできます。
メリットその2. リアルなフィードバックがある
クラウドファンディングを実行することで、イベントへの興味関心がどのくらいあるのかという反応を、具体的な数字で知ることができます。
支援する時に入力できるメッセージからも、イベントへの期待や共感を実感することができるので、イベント運営していくモチベーションが上がるでしょう。
より良いイベントを開催したいという動機づけにもなります。
イベント開催後も、感想や改善点などのアンケートをお願いできるので、次回開催に向けての具体的なアイディアを得たり、意見交換できるモニター的な役割もあります。
3. 実績として今後も使える&スキルや経験値が上がる
クラウドファンディングを実行することは、貴重な経験として今後役立つスキルや実績を手に入れられます。
イベント運営に必要な企画力はもちろんのこと、告知や案内を繰り返しすることで、プレゼンテーション能力や営業力を磨くことができます。
支援数の実績は、イベントのポートフォリオになるため、次回以降のスポンサー協力や会場手配などの際に、資料として外部に提示することができます。別のイベントを企画する上でも、クラウドファンディングの実績が信用になり、企画が通りやすくなるでしょう。
クラウドファンディングをイベント運営に活用することは、自己成長の機会でもあるのです。
プロジェクトページをどのプラットフォームで掲載するか
クラウドファンディングは、プロジェクトページをどのプラットフォームに掲載するかも重要です。
ここでは、多くの人が知っていてイベント開催目的に向いている4つのプラットフォームについて特徴を紹介します。
- CAMPFIRE:どんなジャンルのイベントもOK&業界最大手
- MotionGallery : 舞台系、映画など芸術関連イベント強い
- Makuake:モノづくり系イベントに強い&PRにもOK
- READY FOR:社会貢献系イベントに向いてる
その他にも、さまざまなプラットフォームがあります。各プラットフォームの特徴と利用する際に発生する手数料については、以下をご確認ください。

イベント開催目的のクラウドファンディングで成功する3つのポイント
イベント開催を目的としたクラウドファンディングを成功させるために絶対にはずせない3つのポイントがあります。
その3つとは、
- イベントの開催目的がわかりやすい
- イベント開催を応援したくなるストーリーがある
- イベントに参加したり支援したくなる魅力的な見返りがある
詳しくみていきましょう。
1. 開催する目的や理由がわかりやすい
イベント開催のプロジェクト実行では、「何のためにイベントをしたいのか」「イベントをすることでどんなことが起きるのか」といった誰もがわかる開催目的や理由を明確にしましょう。
「なるほど。こういうイベントをしたいから、お金が必要なんだ」と相手に伝わるように、以下のポイントをわかりやすくすることが重要です。
- イベントの目的と内容:誰のために、どんな価値を提供するイベントなのかが、共感されるには超重要
- 目標金額: 必要経費(会場費、出演料、広告費など)を具体的にし、経費の発生する理由まで公開する
2. 支援者が共感するストーリー作り
クラウドファンディングでは「共感」が鍵です。そのためには、イベント開催に向けた主催者側の熱意が伝わるストーリーが欠かせません。ストーリーを伝えるために作るのが、プロジェクトページです。
プロジェクトページには以下を必ず掲載しましょう。
- イベント開催の背景(地域課題や目的)
- あなた自身やチームメンバーの想い
- 支援によって実現する未来像
例えば、「地域活性化フェス」を企画している場合、「このフェスが地域経済や観光振興につながる」というイベントを行うことで、どんな未来が待っているのかという未来予想図を具体的に伝えましょう。
3. イベントの魅力を最大限に伝えるリターン設計
リターンは支援者への感謝を示す重要な要素です。支援することで、支援者が精神的にも満足できる魅力的なリターンを設計することが重要です。
イベント開催のクラウドファンディングであれば、チケットや参加証というリターンは定番ですが、その他にも以下のようなアイデアで幅広いひとへアプローチしましょう。
- イベント限定グッズ(Tシャツ、エコバッグなど)
- イベントに関連する飲食物や地元特産品(お菓子、お酒など)
- ボランティアスタッフ権、打ち上げ参加権(イベントの裏側を見れるという魅力)
- 動画や音源(オンライン上での閲覧も可能)
- イベント後のお礼メッセージ動画
注意点としては、「コストがかかりすぎない」リターン設計を心がけること。過剰なリターンは利益率を圧迫します。
クラウドファンディングでのリターン設計については、以下の記事で詳しく解説しています。


支援を集めるための効果的な告知活動
イベントの告知とクラウドファンディングの告知は、基本同じです。どちらも知ってもらうことが重要。だからこそ、クラウドファンディングを活用して、イベント開催を告知しながら集客につなげることが出来るのです。
そのためには、直接会える身内や友人知人、イベント関係者に伝えること、早い段階からの告知活動や SNS を活用すること、地域のコミュニティを活用することが必要となります。
身内や関係者へのアプローチ
イベントもクラウドファンディングも、まず、身内からの協力が全てです。イベント開催にかける情熱を伝えられる人がどのくらいいるか。人を動かすには、身内や友人知人を動かすことからです。その上で、イベント会場や機材などの関係者への協力を求めましょう。
クラウドファンディングを実行すると決めたら、個別メッセージで直接支援依頼することも重要です。「あなたのお力添えでこのイベントが実現します」といった誠実な姿勢が「応援したい」「協力したい」という共感につながります。
段階的な告知活動が重要
イベントを企画しても、誰も来てくれなければ、せっかくの準備が台無しです。クラウドファンディングも「支援をしてほしい!」と告知をしなければ、支援を集めることはできません。
イベントの集客とクラウドファンディングの告知は、とてもよく似ています。似ているからこそ、段階的に告知を行う必要があります。
クラウドファンディングの告知活動については、こちらの記事で詳しくまとめています。

SNS を効果的に活用する3つのテクニック
イベント開催が決まり、クラウドファンディングを活用すると決めたら、告知活動の開始です。告知活動には、SNS を有効活用することが欠かせません。効果的に活用するための3つのテクニックがあります。
QR コードでフォロワーを増やす、SNS ごとの特徴を利用する、知りたくなる書き方の3つについてまとめてみました。
SNS の活用術については、以下の記事でも詳しく解説しています。

QR コードでフォロワーを増やす工夫
イベントの告知には、ポスターなどの紙媒体を使うだけでなく、ポスターやチラシに QR コードを必ず載せ、SNS のアカウントをフォローしてもらう工夫も必要です。イベントスタッフ用に名刺を作り、QR コードを見せて案内するというやり方もできます。
「イベントアカウントをフォローすると特典がもらえる!」という作戦もありです。一度フォローしてもらえれば、発信を見てもらえる機会や拡散してもらえる可能性が増えます。
SNS で発信することで、イベントの開催を知ってもらうと同時に、クラウドファンディングの実行についても知ってもらうことができるのです。
SNS プラットフォームごとの特徴を利用する
各SNS には、プラットフォームごとにフォロワーの動向や、プラットフォーム独自の特徴があります。
主な SNS プラットフォームの特徴と動向は以下の通りです。
- Instagram:ぱっと見の印象重視、ストーリーズで裏側発信、全世代
- TikTok:10秒以内の短尺動画で注目を集める、10~20代向け
- LINE:公式 LINE お友達でクーポンやポイントカード発行できる、全世代
- X(旧 Twitter):リアルタイム連動のつぶやき、ハッシュタグ、全世代
- Facebook:グループページでコミュニティづくり、40代以上が中心
- note:長い説明文や音声コンテンツを掲載できる、チップ収益あり、30~40代の活字好き中心
イベント来場者のターゲット層によって、利用する SNS は違ってきます。メインとなるのは、動画も文章も発信できる Instagram や TicTok です。全ての SNS プラットフォームを利用する方が告知活動としては必要ですが、ターゲットが多く利用しているプラットフォームを軸に発信をすることが最も重要となります。
投稿するコツは、「知りたい」と思わせる書き方にある
SNS 投稿は、情報の洪水です。その中で興味関心を持ってもらうには、「知りたい!」と思わせる書き方が肝心です。
実際に効果があった投稿例を参考にしてみましょう。
ダメな例:
「クラウドファンディング実施中です!」
(どこが魅力的なの?が伝わらない)
良い例:
「渋谷で音楽×アート。若手クリエイター10組が集結する一夜限りのイベント、いよいよ始動!」
(具体的で、イメージしやすい)
目を引くキーワードと具体的な単語。詳しい説明は、公式HPやプロジェクトページにて、といった行動喚起になる投稿を意識しましょう。感情的な投稿も興味関心を引く場合がありますので、嬉しいことやテンションが上がることなども織り交ぜていくと、人間味がある投稿内容として楽しんでくれるフォロワーもいるでしょう。
地域コミュニティとの連携
地域活性やマルシェなどの地元の人に楽しんでもらうイベントの場合、地元メディアや自治体広報紙でプロジェクト情報を発信しましょう。また、地域住民との交流イベント(説明会など)も有効です。
音楽フェスなどは、周囲の住民への配慮が必要なため、開催に関する理解や協力を求められるように、しっかりと連携を取ることが重要です。
地域の協力があれば、クラウドファンディングを実行するときにも案内をできますし、口コミを利用した拡散も期待できます。
イベント開催×クラウドファンディング 成功事例紹介
イベント開催のためにクラウドファンディングを活用した成功事例を紹介します。
成功事例1:フットサルで地域活性イベント(北海道)
スポーツで地域活性をしたい!という目的で開催された、北海道のらんる祭りプロジェクトの事例です。

実行者は、女子フットサルチームWOELFE (ヴォルフェ)北海道を運営する、株式会社ヴォルフェ。
活動拠点である北海道上川郡の旧蘭留小学校跡地で開催されたイベントの運営費を調達するとともに、チームの知名度を上げ選手を増やすという目的でプロジェクトを実行されました。

有名 YouTuber のゲスト試合や、書道パフォーマンスなどスポーツとアートを身近に感じるイベントを開催することで、地域を元気にしたいという熱意が共感を呼び、210人から目標額の175%超えとなる175万円の支援が集まりました。
成功事例2:日本三大七夕まつりをプロジェクションマッピングで盛り上げる(神奈川県)
日本三大七夕まつりとして知られる平塚市の湘南ひらつか七夕まつり。その一環としてプロジェクションマッピングを開催する目的のプロジェクトです。

実行者は、湘南ひらつか七夕まつり2023実行委員会。昭和23年から70年続く七夕まつりでしたが、2020年のコロナ禍で開催が中止。2022年に記念となる70回で再開。青年会議所では、メタバース体験など新しい取り組みが行われました。
2023年は、平塚の海や七夕の世界観をプロジェクションマッピングで表現しようという企画を実施。その運営費用をクラウドファンディングで調達する目的で実行されました。

「繋がりの再生」というテーマと、伝統ある七夕まつりを盛り上げたいという実行委員会の熱意が、多くの共感を集め、目標100万円を無事達成しています。
参考事例.中止となったタップダンス公演を映像化(大阪府)
3つ目は、2020年のコロナ禍で実行された個人が主宰するタップダンスの映像化プロジェクトです。イベントという形とは少し異なりますが、オンライン公演というイベント開催や動画コンテンツ販売の参考になるかと思い、紹介します。

実行者は、仮面徹甲檀 代表 佐々木義幸さん。
2019年から計画していた舞台公演が、緊急事態宣言により開催を断念。しかし、その状況で自分たちのパフォーマンスをただ中止するのではなく、違う形で表現することはできないかと考え、映像作品を作ることに。
動画を撮影することで、より間近で演技をみてもらえるだけでなく、新たなファンとの出会いになるという表現者としての前向きな姿勢と、唯一無二の世界観が多くの人の関心を集めました。
結果として、目標額50万円の2倍となる100万円を超える支援が集まり、コロナ禍を乗り切り、現在も公演活動を続けています。
これらの事例からわかるように、クラウドファンディングは単なる資金集めにとどまらず、地域住民や参加者との関係構築にも役立ちます。
イベント開催目的のプロジェクトでよくある質問(FAQ)
イベント開催のためにクラウドファンディングを実行する際に、よくある質問を紹介します。
1. クラウドファンディングで目標金額未達の場合はどうすれば良いですか?
A:クラウドファンディングでは、実行確約型と呼ばれる All-in 形式で実行した場合、集まった資金から手数料を差し引いた金額が受け取れます。ですので、All-in 形式であれば、目標額未達であっても、資金を調達できると言えます。不足分をどのように調達するのかは、実行者の考え方次第です。
また、成功時実施型と呼ばれる All-or-Nothing 形式であれば、資金が目標額集まらなかったのでイベント開催を見合わせることもできます。その場合は、支援金は支援者へ返金されます。
対策としては、実行する前に、目標額が集まらなかった時にどうするのかという点まで考えておくことや、目標金額を最低限にして支援を募集することが必要と言えます。
2. 支援額が目標額に届かない場合、イベントは中止すべきですか?
A: 必ずしも中止する必要はありません。他の資金源(スポンサーなど)と併用して実現可能性を探りましょう。
参考事例として、以下のプロジェクトを紹介します。

こちらは、2022年に実行されたなら国際映画祭のプロジェクトです。目標金額500万円での挑戦でしたが、結果としては358万円の支援が集まったものの、残念ながら未達となっています。
しかし、なら国際映画祭自体は無事、開催されています。
プロジェクトページに記載されている調達資金の内訳を見ると、次のようになっています。
- ・なら国際映画祭運営のための人材確保:215万円
- ・PR費用:200万円
- ・CAMPFIRE手数料:85万円(500万に対して17%という計算)
358万から手数料17%を差し引くと、約290万円。人件費とPR費用、どちらか片方は賄える金額ですね。不足分をどのように補填するかは、イベント開催者の判断ですが、銀行へ融資を依頼するにしろクラウドファンディングの実績が与信となる場合もあります。
お金だけを必要とするなら、銀行融資やスポンサー協賛金を集める方が早い場合もあります。
資金調達の達成、失敗という視点だけでなく、何のためにイベントをするのか、何のためにクラウドファンディングを実行するのかという部分をしっかりと決めた上で、プロジェクトを実行することも大切です。
3. 支援してもらうためにはどんなストーリーが効果的ですか?
A: イベント開催に関して共感されるストーリーは、「地域貢献」「未来への投資」といったテーマとイベント企画者や運営側が持つ独自の背景の掛け算です。
イベントを開催することで、誰が喜ぶのか。推し活需要があるのか。ファンコミュニティがあるのか。
伝統あるイベントにしろ、ゼロから立ち上げるイベントにしろ、運営側の熱意と「なぜそのイベントをする必要があるのか」という理由を説明するストーリー、そして、「支援することでどんなメリットがあるか」の3つが上手くかみ合うことで多くの人から支援を集まられるのです。
まとめ イベント開催ではクラウドファンディングでマーケティングできる
イベント開催では、クラウドファンディングを活用することで、集客活動や認知度を上げるといったマーケティングができます。クラウドファンディングを実行することで、新聞や地元情報誌などに取材を受ける場合もあり、さまざまな波及効果を期待できます。
また、クラウドファンディングが持つ予約販売という性質を最大限に活用し、限定アイテムやイベントづくりに参加できるといった精神的な特別感や満足感を手に入れられることから、ファンづくり、コミュニティづくりにもなります。
2025年も、たくさんのイベントが開催されることでしょう。
ぜひ今年は、クラウドファンディングという新しい取り組みに挑戦し、資金調達だけでなく多くの人々とつながるイベント運営を目指しましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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