さあ、今回のスバキリは?
(素晴らしい風水切り絵師になるためのビジネスコラムの略)
Paypayのキャンペーンがすごいですね。
この前100億円配るキャンペーンやってたと思ったら、今度は100万円が50人に当たるキャンペーンをやってます。
当選金額がでかいので、キャンペーン目当てに登録された方も多いのではないでしょうか?
実は、僕もキャンペーンで登録した人です。
でも、Paypayはなぜ高額のキャンペーンをやってまで、今、登録者を増やしたいのでしょうか?
今回はそんなPaypayに注目してみました。
Paypay以外にもLine PayやKyashなどが高い還元率のキャンペーンを打ち出しており、それが魅力でキャッシュレス決済の利用者は年々増えているようです。
下のグラフは日本におけるキャッシュレス決済の割合の推移です。
これを見ると、右肩上がりに伸びているのが分かります。
2008年に11.9%だったキャッシュレス決済の割合が、2016年の時点で、すでに消費全体の20%になっています。
8年間で割合は倍になっています。
つまり、5回に1回は現金以外で買い物しているわけです。
これが2016年の話ですから、今は30%を越えているかもしれません。
・以外と低い日本のキャッシュレス利用率
こうやって見ると、かなりのスピードで日本のキャッシュレス化が進んでいるように見えます。
しかし、実は先進国の中では日本はめっちゃ遅れているのです。
下の表は各先進国のキャッシュレス利用率です。
これを見ると、日本の20%がいかに低いか分かります。
アジアではインドで35.1%、中国で60%、そして、お隣韓国ではなんと96.4%がキャッシュレス決済です。
これは紙幣や硬貨で払うほうが珍しいレベルです。
意外にも、これらの国は日本に比べてキャッシュレス化が超進んでいます。
では、なぜこれらの国ではキャッシュレス化が急速に進んだのでしょうか?
それは、これらの国ではスリや強盗が多く、現金を持ち歩くリスクがあるからです。
現金を持ち歩かなければ盗まれる心配もありません。
万が一カードなどが盗まれても、暗証番号が分からなければ、利用することもできません。
キャッシュレス決済は現金よりも安全にお金を持ち運びできるシステムなのです。
・日本のキャッシュレス化が遅れている理由
では、なぜ日本のキャッシュレス化は他の先進国に比べて遅れているのか?
答えは簡単で治安が良いからです。
日本では安心して現金を持ち歩けます。
なんなら、財布を落としても戻ってきたりします。
さらに、町中にATMがあり、好きな時に現金を引き出すこともできます。
僕たちは別にキャッシュレス化しなくても、何の不自由もなく買い物ができているのです。
この状態では、急速にキャッシュレス化が進むはずがありません。
・日本の今後の展望は?
では、日本はこのまま現金中心の社会であり続けるのでしょうか?
残念ながら、そういう訳にもいきません。
今後は日本も政府主導で無理やりキャッシュレス化が推し進められそうです。
実は、政府は税収の安定化のために2027年までにキャッシュレス決済を全体の40%以上にするという目標を掲げています。
キャッシュレス決済は記録が残るので、脱税などの心配が少ないからです。
政府主導でキャッシュレス化が進めばどうなるか?
それは、お隣韓国の状況を見れば一目瞭然です。
先ほどの表をもう一度見てください。
韓国のキャッシュレス比率は96.4%です。
これには韓国政府の力が大いに働いてます。
韓国政府はキャッシュレス推進のために以下の政策をとっています。
①所得控除
韓国ではクレジットカード決済が年間給与所得の10%を越えた場合、所得税がその分控除されるという驚きの政策をとっています。
つまり、クレジットカードを使えば税金が安くなるんです。
これはクレジットカードを使ってしまいますね。
②宝くじ
なんと、韓国ではクレジットカードの利用控えに番号が振られていて、その番号で毎月賞金が当たる制度が実施されているのです。
つまり、クレジットカードを使えば、大金持ちになる可能性があるわけですね。
これもクレジットカードを使ってしまいそうです。
上記2つの政策のおかげで、韓国国民はこぞってクレジットカードを使うようになりました。
今後、日本政府も目標のキャッシュレス比率40%達成のために、大きな政策を打ち立ててくる可能性は大いにあるわけです。
・最近、Paypayが元気な理由
で、ここで今回の本題、最近Paypayが元気な理由です。
なぜ、今、Paypayはお金をばらまいてまで登録者数を増やしたいのか?
もうお分かりですね。
今のうちに日本のキャッシュレス市場を押さえておけば、将来、政府主導でキャッシュレス化が推進された時に莫大な利益を上げることができるからです。
日本のキャッシュレス市場は他の先進国に比べるとまさにブルーオーシャンなんです。
今のお金のばらまきは先行投資とも言えるのではないでしょうか?
そんな状況なのでPaypay株式会社の株を持つのも悪くないなと思いました。
しかし、残念ながらPaypay株式会社はまだ非上場の会社で株は一般には公開されていません。
でも、将来的には上場する可能性も高いと見てます。
Paypay株式会社が上場した時、けっこうな騒ぎになるということをテクニカルアナリストとして予想しておきます。
(テクニカル関係ないけどな)
・スバキリ商店にようこそ!
今回のPaypayでの決済はできませんが、スバキリ商店のラインナップも見ていってください!
スバキリ商店
↑ここから見れるよ!
風水から切り絵、スライムワークショップまで生活必需品をずらりと取り揃えてますよ!
ぜひ見ていってね!
それでは次回まで
アディオス!