クラウドファンディングでは目標金額の設定を間違えるな!

ノウハウ

クラウドファンディングの目標金額をどのように設定していますか?

クラウドファンディングのプロデューサースバキリです!
僕が代表を務めるスバキリ商店株式会社では1日1件以上のクラウドファンディングをプロデュースしています。

今回はクラウドファンディングの目標金額の設定方法について、実際に使えるコツを初心者向けに簡単に解説します。

クラウドファンディングの目標金額設定の考え方

クラウドファンディングの目標設定には実はコツがあり、失敗すると思っていたより支援が集まらないということになります。
通常は必要な金額を目標設定(例:ピザ屋オープンで300万円必要→目標を300万円設定)にしてしまいがちですが、クラウドファンディングの特性上、それはあまり良くありません。

具体例として分かりやすいのが、甲子園球場のクラウドファンディング。
目標金額1億円に対して1300万円もの金額が集まったのですが、目標金額が高すぎるせいで達成率だと13%しか集まらなかったことになります。
事実、大滑りしたとメディアにも取り上げられていました。

もし、目標金額を1000万円にして運用費用の一部をクラウドファンディングで集めるプロジェクトにしていたら同じ1300万円の支援でも達成していたことになります。

この具体例からもわかるように、目標金額は最低限必要な金額(低い金額)に留めて設定した方が良いです。

クラウドファンディングサイト側から考えてみる

クラウドファンディングサイトは手数料商売なので、盛り上がっているプロジェクト(100%を超えている)は上位表示するアルゴリズムになります。

つまり、目標金額100万円に対して70万円の支援を集めているプロジェクトより目標金額50万円に対して70万円の支援を集めているプロジェクトの方が上位表示され、より多くの人に見られるということになります。

100万円の目標で100万円を目指すより、50万円の目標で100万円を目指す方がクラウドファンディングとしては支援を集めやすいので、クラウドファンディングをプロデュースする際はまず必要な金額を確認し、その金額を達成率200%で目指しましょうとお話しさせていただくことが多いです。

まとめ

今回の内容は初歩的にはなりますが、クラウドファンディングを実施するなら知っておくべき内容になりますので、ぜひ覚えておいてください。

クラウドファンディングの目標達成に必要な秘訣について、今回紹介した目標金額設定も含め、実際の具体例を用いて深掘りした記事も書いておりますので、併せて参考にしてみてください。

【超重要】クラウドファンディングの目標達成に必要な3つの秘訣|小西光治/クラウドファンディングプロデューサー
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