【保存版】クラウドファンディング主要3サイトを徹底比較

ノウハウ

クラウドファンディングサイト毎の特徴や強みを知っていますか?

クラウドファンディングのプロデューサースバキリです!
僕が代表を務めるスバキリ商店株式会社では1日1件以上のクラウドファンディングをプロデュースしています。

クラウドファンディングを始める際、一番最初に悩むのがどのサイトが良いかだと思います。

これは、僕自身もよく訊かれる質問1つなので、今回はクラウドファンディングの主要3サイトをそれぞれの特徴を踏まえて徹底比較してご紹介します。

クラウドファインディング主要3サイトを比較

まず、クラウドファンディングの有名なサイトは大きく以下の3つ。

  • Makuake(マクアケ)

  • READYFOR(レディーフォー)

  • CAMPFIRE(キャンプファイヤー)

結論から言うと、僕たちスバキリ商店では各社のメリットデメリットを考慮して、CAMPFIREをおすすめしているんですが、各社それぞれ特徴があり、プロジェクト内容によって適したサイトがあるので、是非とも比較内容を参考にしてください。

Makuake(マクアケ)の特徴

マザーズ上場しているMakuake(マクアケ)

Makuakeの大きな特徴は2023年現在、クラウドファンディングサイトの運営会社で唯一マザーズ上場していることです。
上場しているので、サイトの信用度が一番高いとは言われています。

実際、年配の方でクラウドファインディングサイトの信用を気にされる方もいますので、そういった方はMakuakeが良いと思います。

また、Makuakeは応援購入という、物販に特化したサイトなので「プロモーション動画を作りたい」「アメリカ横断ツアーをしたい」「イベントを開催したい」などのクラウドファンディングは実施することができません。

それに加え、プロジェクトとして出すことができるのはこれから初めて世に出すものだけで、すでに公に販売されているものは出すことができません。

つまり、まだ販売前のものを予約販売で買うことができるサイトで、0次流通市場とも呼ばれています。

そんなMakuakeの手数料は20%と主要サイトでは一番高いです。
1プロジェクトに担当者が1人ついて相談できるシステムになっているため、高い手数料設定になっています。

弊社では多くのクラウドファンディングのプロジェクトを手掛けており、サイト担当者への相談が必要ないため、高い手数料分のメリットを感じられていません。
ただし、上場企業かつ応援購入のシステムで新規商品やガジェットを販売予定の方には人気のサイトになっています。

READYFOR(レディーフォー)の特徴

READYFORは実は日本で一番はじめにできたクラウドファンディングで、東日本大震災で家を失った子ども達に宿舎を建てるプロジェクトの実施で有名になりました。

慈善事業に強いREADYFOR

慈善事業に強いのも大きな特徴で、僕たちのクライアントさんの中でも「保護猫、保護犬とのふれあい会を開きたい」というプロジェクトをREADYFORで実施したことがあります。

もう一つの特徴として挙げられるのは、プロジェクトはすべてオールオアナッシング(All or Nothing)で目標金額が集まらなかった場合、支援金は返金されるシステムであることです。
ちなみに、今回紹介している他社サービスにはオールオアナッシング以外にオールイン(All in)という、目標金額を達成しなくても支援金はすべてプロジェクトオーナーに入るというシステムもあります。

最後に手数料についてですが、READYFORには2つの手数料(12%と17%)があります。

  • 12%:自分でプロジェクトを作って申請する(シンプルプラン)

  • 17%:担当者が付いて相談に乗ってくれる(Makuakeと同じだが安い)

つまり、作成から申請まで自分ですべてやる場合はとても安く実施することができます。
また、READYFORは福祉団体がよくREADYFORのサイトを見られているので、福祉事業プロジェクトを実施する場合は団体の支援が入る可能性も考えられるので、READYFORがおすすめです。

CAMPFIRE(キャンプファイヤー)の特徴

まず第一にCAMPFIREは審査が結構ゆるいです。

というのも、社長の家入一真さんが「お金の流れを滑らかにしたい」という目的でCAMPFIREを作られたからで、ほぼどんな形態のプロジェクトでも掲載することができます。

CAMPFIREはPV数日本一のクラウドファンディングサイト

また、クラウドファンディングサイトの中でPV数が日本一で、月間1000万PVを超えているのも大きな特徴です。
どんなに小さなプロジェクトでも1日300〜400人の方が見てくれるので、掲載するだけで宣伝になります。

手数料は17%とREADYFORの12%と比べると高くなっています。
また、審査がゆるい分、担当者のサポートが手厚くはないので、ほとんど自分で作成して申請する必要があります。

ちなみに、僕のクライアントさんは様々な注文があるので、どんなプロジェクトでも掲載することができるCAMPFIREを利用させていただくことが多いです。

結論:スバキリ的にはCAMPFIRE

各サイト特徴はありますが、冒頭にも書いた通り僕ら(スバキリ)がおすすめしているのは様々なプロジェクトが対応可能PV数が日本一のCAMPFIREです!

同じプロジェクトを出すのであれば、より多くの人に見てもらえるサイトに出すのが最適だと考えています。また、手数料割引キャンペーンを実施していることもあり、タイミングが合えば安く利用することもできます。

オーナーさんの意向やプロジェクト内容にもよるので一概には言えませんが、どのサイトにクラウドファンディングを掲載しようか悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。