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クラウドファンディングをしたことで、人生に新しい”起点“が生まれた! 経営寺子屋 佐藤志憲さん

プロジェクトオーナーさん

 

<対談!スバキリ一味>の新企画「聞かせて!プロジェクトオーナーさん!」も、今回で6回目を迎えました。

これまでスバキリ一味では、900件以上のクラウドファンディングをプロデュースし、1000件まであとわずか! というところまできております。

スバキリ一味では、ひとつのプロジェクトに複数のメンバーが関わり、全員で目標金額の達成を目指して動きます。そのなかでのライターの役割は、プロジェクトオーナーさんのお話を直接じっくりと伺い、文章へと仕上げていくこと。そのため、終了したプロジェクトであっても、「その後、どうなったかな……?」と非常に気になります。

この企画では、そんなスバキリ一味のライターたちが持ち回りで、今まで担当したなかで特に印象的だったプロジェクトオーナーさんにオファー。プロジェクト実施中や、その後の話を聞かせていただき、クラウドファンディングの実態を深掘りします。

第6回目のゲストは、兵庫県神戸市から全国各地にかけて拠点を築きつつある「
経営寺子屋」を運営している、OFFICE DETECT(オフィス ディテクト)代表 佐藤志憲(さとうゆきのり)さんです。

ビジネスの新しい可能性の発見「経営寺子屋」を届けたい!
多くの仲間と学び合い、高め合い、繋がり合うことができる経営塾「経営寺子屋」を作りました!経営、起業、ビジネスマーケティングに興味がある方は、どなたでも参加できます。業種、世代、立場を超えた仲間と共に、これからのビジネスの可能性を限りなく拡げたい。その思いから、このプロジェクトを立ち上げます!

経営寺子屋とは、その名の通り「経営者のための塾」。

主に、一人で法人経営している社長さんや、個人事業主など、一人で事業を運営している方を対象としていますが、それ以外でも、サラリーマンや主婦、学生でも、“起業”に興味があれば、世代、職種、誰でも問わず大歓迎!

佐藤さんのクラウドファンディングは、2021年10月29日から12月15日にかけて公開。公開初日には目標金額の20%、そして3日後にして目標金額であった30万円を突破!
そこからさらに追い上げネクストゴール50万円も超え、公開終盤の追い込みで達成金額を101万円まで伸ばしました!

今回、この対談を佐藤さんにお願いしたのは、何を隠そうライターである私、白銀がこのプロジェクトに関わらせていただいたことがきっかけで、経営寺子屋の塾生になったから(笑)。

自分のために生きていく―そう決めて選んだフリーライターの道
「中二病みたいなものですよね」第二の職業人生とも言える現在のフリーランスライターとしての仕事観を語りながら、白銀さんは照れくさそうに笑う。生活するため、家族を支えるために働き続けてきた会社員時代の後半には「今歩んでいる道を踏み外してみたいけ...

佐藤さんの取材を進めているうちに、経営寺子屋への想い、信条、そして何よりもその人柄に惹かれ入会し、その思いは今でも変わりません。だから、クライアントオーナーさんとの対談という企画を聞いたとき、即座に佐藤さんのことが頭に浮かびました。

佐藤さんは、とくに企業様もですが、ご自身の経歴から店舗を中心としたコンサルタントでもあることから、今回の対談ではプロジェクト公開中にどんなマーケティング活動をされたのか、といったことに切り込めたらと思っています。

 

なんでクラウドファンディングに挑戦しようとしたのか?

佐藤さん、この度はこの対談にお時間をとっていただきありがとうございます。
えー、毎月お会いはしておりますが(笑)、あらためまして本日はよろしくお願いいたします!

こちらこそ、本日はよろしくお願いします!

寺子屋でいつも一緒させていただいていますが、最初に取材でお会いした時からもう2年もの年月が経過しようとしているんですね。

本当に! 振り返って考えてみると長いですよね(笑)。

さて、あらためてなんですけど、どうしてクラウドファンディングをしようと思ったのですか?

経営寺子屋を始めるにあたって、その内容をより知ってもらいたいなあってずっと思ったんですよね。なんとかして全国に認知を広げられるツールはないのかな、と探していたんです。

そのときに参加していた、ニーズマッチという交流会でクラウドファンディングをされている人たちがチョコチョコといて、それが気にはなっていたんですよね。

ですが、クラウドファンディングのことなんて、まったくよくわからなくて。

そのときはクラウドファンディングのことを、よく知らなかったのですね。

そうなんですよ。もう全然知らなくて。

そんなとき、当時住んでいたところの近所によく通っていたイタリアンレストランがあったんですけど、そこのオーナーさんから、「今度クラウドファンディングするので色々と手伝って欲しい」って言われたんですよ。でも、クラウドファンディングの仕組みがよくわからないから、商品開発や価格設定などのお手伝いだけだったんです。
そのクラウドファンディングは、全部オーナーさんがプロジェクトページ作りも全部されていて、支援も順調に入ってそこそこうまい感じで回っていたんです。

そんなことを横目で見ていたときに、当時参加していたそのニーズマッチ交流会のオンライン月例会で、小西さん(スバキリ商店株式会社 代表 小西光治)とテーブルが一緒になったんですよ。

天下は仲間と共に取りにゆく
小西さんのような経営者を、私は見たことがない。彼の秘書が、「1週間のスケジュールを見たら、ぎっしりと予定が詰まりすぎていてみんな引くと思う」と言うほど多忙な人だが、小西さんはその忙しさを微塵も見せない。いつも楽しそうに話をしたり、遊んだりし...

そうだったんだ!

そこでスバキリと繋がったんですね!!
それにしても、またすごいタイミングで出会っていますね。

そうなんですよ〜。

だから、小西さんからクラウドファンディングのサポートをしていると聞いたとき、これはもう「やれ」というタイミングだな、メッセージだなって思いました。こちらは仕組みが全然わかっていなかったので、小西さんのお話を聞いて、これはもうお任せしたほうがいいな、と判断して依頼をしました。

クラウドファンディングをしようと思ったときは、経営寺子屋ってもうスタートしていたんですよね。

テスト的にスタートしていました。当時会員が確か……7人ぐらいだったかな。

もともとやっていた企業様や店舗様へのコンサルティングの仕事をしながら、2021年2月ぐらいからその前身となるようなことを始めて、5月ぐらいにオンラインでも展開し始めて、これはいけるなという手応えを感じて全国に展開しようと思ったときに小西さんに出会っているんですよ。

確かにそれはもう「クラウドファンディングをやるしかないよね」、と言わんばかりの流れですね(笑)。

 

プロジェクトページが完成した時の気持ちは?

取材を終えて、色々と連絡を取り合いながらプロジェクトページが完成させていきましたが、当時のお気持ちって覚えていらっしゃいますか?

めっちゃ覚えています。

だって、クラウドファンディングを依頼したときから公開1日目までは、もうむちゃくちゃ恐怖やったので。クラウドファンディングをやり始めたものの、「僕みたいな人に支援が集まるのか」「これで集まらなかったら僕は人気がない、世の中から必要とされていない人間なんだ」って烙印を押されるようなイメージをずっと持っていたんですよ。それがもう恐怖でした。

えー、そうだったんですか!?
当時のやり取りでは、そんな雰囲気を微塵も感じなかったですが。

そのときは感じ取られないようにしていたかもしれませんね(笑)

とにかくずーっと怖かった。
でも、その一方で、応援してくれる人たちも結構いました。
「応援しているよ」「始まったらすぐに支援するからね」って声をかけてくれた人もかなりいてくれて。そう思うと、応援してくれている人たちのためにも頑張らなきゃ! という気持ちも強くなっていきました。

そんなこともあって、公開した初日に目標金額の20%を超えた瞬間に、気持ちが完全に変わりました。

どんな風に変わっていったのですか?

応援してくれている人たちの中には、汗水働いて稼いだお金を払ってでも、苦しい中でも支援してあげようと思っている人たちもいる。そんな人たちの気持ちを絶対に無駄にするわけにはいかない。このプロジェクトをコケさせてはいけない! 絶対目標達成させてやる!!

という感じです。

このプロジェクトは自分だけのものではない」という感覚にどんどん変わったんです。

よくよく考えたら、恐怖って自分だけがそう感じているわけなんですよね。完全に気持ちが自分の内側だけに向いている状態……といったらいいのでしょうか。
でも、ここまでの応援をもらっておいて、自分の気持ちが内側だけに向いているって「一体何様なんだ?」っていうことに気がついたんです。もう反省ですよね、自分のことしか考えていなかったな、って。
その気づきから、内側ばかりに集中していた意識が一気に外側に向いていきました。

今まで見えていなかったことが「見えた!」という感覚もあって、そこで完全に気持ちのスイッチが切り替わりましたね。

確かに、公開してからの支援の入り方がすごかったですよね。初日早々にもう20%超え、3日後にはもう目標の30万円を超えましたもんね。
そこからネクストゴールを50万に設定、それも達成。そしてサードゴール100万円を設定して……これも見事に達成!

本当にこのときの応援には、ものすごく勇気づけられました。

あと、スバキリさんのサポートも、ものすごく助かりました。
クラウドファンディングに関しては、本当に不慣れでしたから。なにから手をつけたらいいのか、全くわからなくて。「何をしたらいいの?」という質問をしたら、ディレクターの山下さんが中心になって、必ず、しかも迅速に応えてくれましたし、その都度アドバイスもいただきました。

どうせなら、みんなでハッピーになりたい!
「ちびぃさんって、いつ寝ているのだろう?」彼女と仕事をしたことがある人なら、誰もが一度はこう思った経験があるのではないか。メッセンジャーやチャットの速レスは当たり前。自ら手がける案件数も半端ないのに、相談すると熱心にフォローしてくれる。さら...

これは本当に助かりました。

クラウドファンディングのことをよく知っている「心強いパートナー」がそばにいてくれる、という安心感がありましたね。

 

クラウドファンディング中にはどんな活動を?

そんなわけで、目標達成率としては300%越えという結果で公開を終えましたが、目標達成に向けて何か準備とか活動はされましたか?

とにかく始まる前から告知活動はしていきました。

当時、参加していたニーズマッチのほかに守成クラブにも参加していたので、とにかくそれらの交流会ではもう必ずといっていいぐらい告知しまくりです(笑)。
あとはFacebookですね。

TwitterとかInstagramはどうでしたっけ?

あの当時は、いずれもやっていませんでした。

とにかく交流会の参加数を増やして直接告知しまくりと、Facebookの告知です。もうかなり地道な活動ですが、でもこうした活動がやはり「人の気持ちを動かすんだなぁ」ということが本当によくわかりました。

Facebookはライブも結構やりましたね。とくに最後の1週間前あたりだったかな、Facebookライブをもう毎日配信。

そうでした、そうでした。
公開日数が残りわずかになったときの追い込みはすごかったですね。

あの追い込みからまた支援が伸びて、終盤で一気に100万円を超えていきましたからね。Facebookライブは、結構効果があったように思います。

オンタイムで見ていなくてもアーカイブで見ることができるので、それを見てくれている方々が結構いたんですよ。「なんかライブしてたよね」という感じで声をかけてくれる人が多くて。そう言ってくれた人たちには、「実はクラウドファンディングをやっていて、そろそろ公開終わるのでご支援お願いします〜」とこちらから素直に言い返していました。Facebookライブは最後の声かけのきっかけとして、結構効果がありましたね。

なるほど!

Facebookライブって必ずしもオンタイムでないと効果がない、というわけではないんですね。アーカイブを見てもらうという機会もあるし、それが声をかけてもらえるきっかけになったりもするわけでなんだ。

やっぱりこういう告知活動というのは、思いもよらない効果に繋がったりするからやはり大切ですね。

それにしても、こうした細やかなマーケティングの実践活動は、さすが経営コンサルタント、という感じですね、実に勉強になります!

地道なマーケティング活動により100名を超える支援が集まり、目標金額をはるかに超えて達成!

 

クラウドファンディングを終えて

そういえば、30万円という目標金額は、どのような考えで設定したのですか?

実は取材で目標金額と聞いたとき、なんかちょっと控えめだな〜、なんて個人的にはちょっと感じていたんですよね。経営寺子屋を立ち上げることになったきっかけと、その思いからしたら、もっといけるのでは? と思っていました。

いや、もうただただわからないから、まずは30万円から、という感覚です。
支援がこなかったときのことの恐怖がずーっとありましたしね。

先ほどのイタリアンレストランのクラウドファンディングも、確か最初30万円ぐらいだったんですよね。それが印象になっているところもありました。結果として、その方も達成金額は確か100万円を超えていったと思います。

流れがまったく一緒ですね。

そうですね。

でも、イタリアンレストランの場合は、そこそこ支援者がいらっしゃいました。
もともと高校で野球とかされていたようで、当時の野球部メンバーが支援してくれたりとか、あと飲食店さんなのでリース酒屋さんや、調味料さんとか、仕入れ関係の方とかいろんな方面の方が協力されていました。
それに加えて、そもそもの人柄もめっちゃいい人だったので、あちこちからの応援もあって達成したんだろうなと思います。

僕にはそのようなつながりがなかったので、もうやれることを全部やり切ろう! とただただその思いでした。

だとしたら、クラウドファンディングが終わった時は、「あーやれやれ」という感じでしたか?

いやいやいや。

終わった瞬間は「やれやれ」どころか、さらにブーストがかかりましたよ!

これだけの人に支援してもらったということが、「絶対いける」という確信に変わりましたから。
経営寺子屋という事業を広げるにあたって、「これだけの人たちが応援してくれている事業なんだから失敗するわけがない!!」と心底思いました。

クラウドファンディングをやったおかげで、思いっきり自信がつきました。

 

プロジェクトオーナーさんの現在と今後

クラウドファンディングを終えて、経営寺子屋の会員さんの動きはどうでしたか?

もちろん増えました!
始めたときは7名ほどだったのが、このクラウドファンディングで20名を超えていきました。今では大体80名ぐらいですかね。拠点も増えていっています。

経営寺子屋ホームページ
個人事業主や一人型社長向けマーケティング勉強会。経営寺子屋。

そうですよね。
今や、北は北海道の帯広、札幌、そして仙台、池袋、渋谷、吉祥寺、東村山、横浜、神戸、福岡とあって2023年8月末に京都、という会場というか支部が立ち上がっていますものね。

佐藤さんは、必ず各会場にいつも直接足を運んでおられて、いつもすごいなぁって思っています。

そうですね、月の半分は自宅にいません(笑)。

精力的に全国の各拠点を回る佐藤さん。

そういえば、確か沖縄も今度立ち上がりますよね?

そうです、そうです。
9月には沖縄の立ち上げに向けて仕込みに行きます。年内には立ち上げていこうと思っています。

最初は、オンラインで立ち上げますけど、会員が10人を超えてきたらリアルで開催して、現地の人たちを中心に取り仕切ってもらう方向も考えています。

各拠点もそのような雰囲気になりつつありますよね。

そうですね。
各地元で活躍されている小規模経営者や個人事業主さんがもっともっと活躍できるように、整えていくつもりです。コンテンツ・ライブラリを作って、誰もが勉強会を主催できて、誰もが学べて情報交換し合えるという環境をつくって、という感じです。

全国各地の仲間が増え、拠点も広がりつづけている経営寺子屋。拠点各地ではリアルとオンラインのハイブリッドで開催。
写真は神戸寺子屋と池袋寺子屋(オンライン)の会員の皆さん。

個人経営者を支えながら、地元活性化にも結びつけていく、という形にも広げていきたいですね。

とにかく今は経営寺子屋の方針に賛同して手を貸してくれる仲間がいるので、これが本当にありがたいです。もう感謝しかありません。

2年前取材をした当時は、私自身も独立してまもなくて一人で不安だらけでした。

だから、経営寺子屋が掲げている「助けてください」といえる場と、支え合える仲間を増やしていくという方針はもう心打たれました。それで2年が経っています(笑)。

あらためて今後も引き続き、よろしくお願いいたします!

こちらこそです(笑)。

最後に、率直な質問になりますが、クラウドファンディングをされてよかったですか?

もちろんです!!

このクラウドファンディングが、僕の人生の価値観を変えてくれたと言ってもいいぐらいです。

何よりもやって本当によかったと思うのは、応援し合える仲間が増えたことです。

自分がやろうとしてくれていることを応援してもらえることって、もう人生をそのまま肯定してくれいる感覚ですから、恐怖感も吹き飛びます。
このクラウドファンディングを体験したことで、自分が内側に目を向きすぎていたなということも気がつきましたし、応援してくれた人たちへの感謝、周りの人たちのおかげで今があるということを思い直すことができました。

まさに、僕の人生の中で新しいひとつの起点になったと思っています。

おー、そこまで影響があったわけですね。

いや、本当にやってよかったと思っています。

本日はお忙しいところ、貴重なお話をいただき本当にありがとうございました。

いや、こちらこそありがとうございました!
この対談の機会が、初心を思い出すとてもいい振り返りにもなりました!

 

佐藤さんとの対談を終えて

佐藤さんのプロジェクトは、当時本当に強い印象が残っています。

プロジェクト公開に向けて、「公開準備に向けて何ができるのか?」「何をしたらいいのか?」という問い合わせを常にプロジェクトスレッドに連絡されていたからです。クラウドファンディングに真摯に向き合っているその姿を見て、さすが経営コンサルタントだなぁ、と思っていました。

公開後もFacebook発信などもマメにされていたこと、公開終了間際は毎日Facebookライブ配信で追い込み、その結果として300%まで達成していった、という印象でした。
このほかにも、参加していたビジネス交流会では告知しまくっていたということですが、もうまさにマーケティングの実践をしまくっていたのだな、という感じです。

それだけに、

「公開初日までクラウドファンディングするのがとにかく怖かった」

といったことを思っていらしたとは本当に驚きでした。

でも、そのような感情が浮き彫りになるのも、ご自身がクラウドファンディングに真摯に向き合っていたからこそかも、とつくづく思います。そこまでの向き合い、思っていたからこそ、“支援の伸び”に向けた活動のエネルギーとなり目標を達成されたんだな、と。

佐藤さんのこうした活動パワーにも驚きですが、その裏には「支えてくれている、応援してくれている人たちの存在」がさらにそのパワーをブーストされていたのだ、ということが今回の対談でよくわかりました。

応援のパワーって本当にすごい

そして、それを生み出しているのがその人の「想い」と、その想いに真摯に向き合っている「深さ」、そこから感じられる「人柄」。

この世の中には、いろんなサービスを販売するための広告やなんやらがたくさんあります。ですが、最後はサービス内容がどうこうではなく、「どんな人が、どんな『想い』でこのサービスをしているのか」というところにもつながっているのだろうな、ということもまたこの対談を通して感じます。

数多くの企業や商業店舗の経営コンサルタントとして非常に経験豊富な佐藤さんも、最後はやはり「人」そして、「想い」だとおっしゃっていました。

実際に、このプロジェクトをきっかけに、私自身が佐藤さんの運営する経営寺子屋の塾生となりました。そんなところ、佐藤さんの経営寺子屋への「想い」や「人柄」をご想像いただけたらと思います(笑)。

またその一方で、ライターという役割の重要性を痛感しました。
そうした人の「想い」を漏らすことなくしっかりと受け止め、その「想い」のカタチを崩さずに、でも多くの人にわかってもらえるよういかに“通訳”していく……。
それがライターとしての役割であり、いかにその人の大切な「想い」を預かっている立場なのか。
その重大さをあらためて学び直すきっかけとなる対談でもありました!!