558万円集めた裏話!「できない理由」よりも「できる方法」を考えて動く

プロジェクトオーナーさん

今月から始まりました!、<対談!スバキリ一味>の新企画!
「聞かせて!プロジェクトオーナーさん!」

これまでスバキリ一味では、900件以上のクラウドファンディングをプロデュースしてきました。

スバキリ一味では、ひとつのプロジェクトにディレクター、ライター、デザイナーなど複数のメンバーが関わり、全員で目標金額の達成を目指して動きます。そのなかでのライターの役割は、プロジェクトオーナーさんを直接インタビューして「想い・活動」をお聞きし、クラウドファンディングプロジェクトの文章に仕上げていくことです。そのため、プロジェクト終了後のお話や展開も非常に気になります。

この新企画では、そんなスバキリ一味のライターたちが持ち回りで、今まで担当した中で特に印象的だったプロジェクトオーナーさんにオファー。プロジェクト実施中や、その後の話を聞かせていただき、クラウドファンディングの実態や成功のコツも深掘りします。

第3回目のゲストは、「女版・松岡修造」とも言われる一般社団法人全日本応援協会(AJO)の代表理事、クミッチェルこと朝妻 久実さんです。

朝妻さんは、自分の挫折経験から「応援」のパワーと可能性に気づきました。人が人を想う気持ちが拡がり、応援アクション起こす人が増えていけば様々な社会課題を解決していけるのでは、と考え「日本に『応援文化』を根付かせたい」「応援の輪を広げて、明るい社会を作っていきたい」という思いから、全日本応援協会を設立。

そして「応援」をもっと身近なものにするべく、「応援する人・企業・団体」を表彰し、応援ムーブメントを巻き起こす応援アワードの開催のため、クラウドファンディングにチャレンジしました。

結果はなんと…開始24時間で1stゴール100万円を達成し、支援総額5,585,555円、総支援者数369人という圧倒的な応援パワーが集結。

「第一回応援アワード」開催。応援し合う社会づくりで日本を元気にしたい!
応援には人生を変える力があります。「される方」だけでなく「する方」の人生も好転させるものなんです。コロナや戦争で人々の心が疲弊している今こそ!応援の価値をより多くの人に知ってもらい、応援の連鎖を生み出す社会づくりのキッカケを『第一回応援アワードの開催』を通じてつくります。「さぁ、応援しよう!!」

ライティング担当は、上原でした。

「自由に生きる」を実践するために。行動を重ねてたどり着いたライターという道
かなっぺは、表情をくるくる変えて話す。目じりを下げて笑っていた数秒後には、眉をひそめて困った顔をしていたりする。目を閉じて考えていたと思ったら、ぱぁっと笑って、答えが分かった!という顔をしている。まっすぐで、正直で、情熱的。そんな風に感じる...

2022年5月にプロジェクトが終了してから、同年11月に第一回応援アワードを開催し、2023年の応援アワードについても動いている朝妻さん。1年数カ月ぶりにお話して、当時の裏話やアワードについて、そして挑戦したい人へのアドバイスもお聞きしました!

スバキリ一味に依頼しようと思ったキッカケ

お久しぶりです〜!この企画の案が出た時に、ぜひお話を聴きたい!と頭に浮かんだのがクミッチェルさんでした。お話伺えるのが嬉しいです!

当時と同様、クミッチェルさんと呼ばせていただいても良いでしょうか…?

もちろんです!今日はよろしくお願いします!

ありがとうございます!
まず始めに、スバキリ一味にクラウドファンディングを依頼したきっかけについて教えていただけますか?

正直なところ、応援アワードを開催すると決めた時、クラウドファンディングしかないと思いました。

「応援を形にするためには、今こそ”応援を集める”クラウドファンディングをやるしかない!」とは思ったものの、正直どう進めていいか分からなかったんです。スポンサーを集めたこともなかったですし。

クラウドファンディングは長年周りからもすすめられていたんですが、怖かったんですよね。

それまでにも、周りから「クラウドファンディングに挑戦してみては」という提案はあったんですね。

そうなんです。「クミッチェルの”応援”活動は、クラウドファンディングと相性がいい」と何年も言われ続けてきました。でも「人を応援する活動なのに、もし応援されなかったら」と思うと怖かったんですよね。

ただ、いざ応援アワードの開催をすると決めたら、手段はクラウドファンディングしかない。でもやり方は分からない。

そんな時「応援アワード」を応援するよって言ってくれた方が、スバキリ一味さんを紹介してくれました。教えてもらうまで、そんなサポートしてくれる機関があることさえ知りませんでした。

 

応援アワード開催の意図

クラウドファンディングをスタートしたのは4月、応援アワードは2022年11月の開催で、今思えば時期的にもチャレンジングなところはありましたよね。

まだコロナも「明けた」とは言えない段階でしたからね。イベントをやることに、正直怖い思いはありました。でも、「もう突破していかないと」っていう意見を持ってる人も出始めてて。

私たちは”応援が世の中を明るくすることに間違いはない”と思っているから、自分たちが応援を世の中に広げて届けるのはもちろんのこと、「誰かが誰かを応援する社会」っていうのが、すごく目指したいところだったんですよね。つまり”応援の日常化“です。

そのためにはまず、応援の渦、ムーブメントをまず起こす必要があると考えました。

なるほど。

応援が自分ごとになる状況を作ることが先決だと思って。そのためには、私たちが応援に行くだけでなく、応援にチャレンジする人たちを応援し、表彰する場所が必要だと思ったんです。

祭りや発表会のように、イベント開催がゴールではなく、本番前から応援し応援される体験ができるストーリーをつくりたいと考えました。さらにはベスト〇〇賞みたいに「表彰することで、価値を生むことができる」と思ったから「アワード」という形にしたんです。

応援のムーブメントを巻き起こす、という言葉は当時からおっしゃっていましたもんね。

そうです。表彰があることによって”社会的価値”を生み出していきたかったんです。ニュースに繋がる可能性をイメージしていたので、100万や200万では、その規模の開催はできません。

まだ一度も開催していないので、何の実績もない。スポンサーもいない。

でも、思いだけはあるから、思いを形にし、応援していただくには、クラウドファンディングしかないと思いました。

 

24時間で100万円超えの爆速スタートを切った秘訣?

プロジェクトの公開の時に、「カウントダウンライブ配信」もなさってましたよね。あれはどのタイミングで決めたんですか?

かなり直前ですよ。プロジェクトのページを作ることに精一杯で、リターンの準備にもかなり悩みましたから。

ページがやっとできた!ってなった後に、「あれ?これどうやって盛り上げたらいいんだろう?」と思って。

もちろんメールなどで周りに案内はしていましたが、スタートをしたことをただSNSに載せるだけでは、あまりに寂しすぎるというか、静かすぎるというか…。

皆さんに「何かが始まったんだ!」って注目していただく必要があるので、せめて生配信で臨場感たっぷりにお届けしようと思って、数日前に決めました。

なんと!そんな直前に決まったのですね。

生配信のほうが、文章と写真だけよりも「思い」が伝わると思ったんですよね。アーカイブにも残るし。

応援が入って数字が変わる瞬間を見るのは「わぁああ!」って興奮しましたね。

すさまじい勢いでしたよね。

一晩あけてからの活動報告

 

期間中は「毎日ライブ配信」で走り抜けた

カウントダウンだけじゃなくって、結構ライブしてらっしゃいましたよね?

終了まで毎日やりました。もう、自分との戦いですよね(笑)最後が盛り上がるのは当たり前だけど、途中も「やってるね!」って感じで見ててもらいたかった。

皆さんが応援してくれる雰囲気が続く中で、自分自身のモチベーションを保つためにも、盛り上がりを見せるためにも、毎日配信することを決めたんです。

期間にして37日間ですか!

そうですね。実はその前の年にも、とある挑戦をしていて。2021年12月の1ヶ月間で、LINEの登録者を1,000人集めるチャレンジをしてたんです。

その時も、自分で戦いを決めて、挑戦して。

最後にカウントダウンをやって、達成したっていうのを覚えてたんですよね。その経験があったので、クラウドファンディングでも(カウントダウンライブを)やってみよう!と思いました。

なるほど、ご自身の過去の経験もあってのライブだったんですね。

そうなんです。終電で帰れるか帰れないか、みたいな瀬戸際でも駅前でするとかして続けました。そして最後の日、プロジェクト終了の1時間前にもカウントダウンを行いました。

2ndゴールも達成して、その後の最後の3rdゴール、555万円の目標金額の達成の仕方も、感動的でしたよね。

「誰かエンジェル投資家みたいな人が、ドカッと応援をしてくれないか」みたいなことも夢みたり想像したりもしましたが、そんなことはなくて。

実際に最後の瞬間まで、目標額には届いていませんでした。何万円も足りてなくて。終了した瞬間も達成はしてなくて。

「最後にもう一回だけ…」ってリロードしたら、次の瞬間、目標額が達成されてたんです!

ドラマティックすぎてもはや伝説だと思います。

そうですね。みなさんに「そんなこともあるよ」っていう、励みにもなれば。

毎日生配信をやってたから、わざわざ車を運転してた人が路肩に止めて、自分にもなにかできることはないかって、リピートしてくれた人もいたんです。

もう支援してたけど、もう一回!みたいなことですか?

そうですそうです。自分の行動で真剣さが伝わって、人の気持ちを動かすことができたから、その大事さを改めて感じましたね。

やっぱりクミッチェルさんの中で「大事だったな、伝わったな」っていうところは、熱量とか真剣さとか…毎日毎日継続したこととか、ですかね。

そうですね。「熱量」と言っても、ただ「やりたい」だけではなくて、何のためにやりたいのかを伝えることが重要だと思います。そうすると、その思いに共感してくれた人が味方になって、応援者になってくれます。

確かに、ただ「これがやりたいです!」だけでは、ちょっと人を動かすには弱いですよね。

そうなんです。「頑張ってね」とは思いますけど、心を動かすには「なぜそれがやりたいのか」の部分が重要だと思います。

うーん、この記事はクラウドファンディングに興味がある人や、これからやりたい!って人にとってすんごく参考になると思います。

クラファンで「応援するよ」って言っても、心で応援するっていうことは誰にでもできます。だけど、お金を投入する応援となると、共感やちょっと強めのエネルギー・モチベーションがないと、やらないと思うんですよね。

上原:確かに、ハードルは高くなりますね。

 

クラウドファンディング後の苦悩

クラウドファンディングが終わった後、応援アワード開催までのところも少しお聞きしたくて。

ものすごい熱量で達成なさってたから、スムーズに進んでいったのかなぁ、と思っていたのですが、実際なかなか波乱万丈だったんですよね。

それこそ全てが初めてだったので、トントン拍子ではなかったですね。資金が集まった時点で、2つの問題があって。まず、会場の問題があったんです。

クラウドファンディング前から、大きな会場を安く貸してもらえるという口約束があったんですけど、ダブルブッキングで使えなくなってしまったんです。

私達としては、その会場が安く使えることを前提にしていたので、使えないとなると「資金が足りない」っていう問題が発生しちゃったんです。

それは大変すぎます…。

数百万単位で足りなかったので、再度スポンサーを集めることになりました。

もうひとつの問題は、どういうものでしょうか?

もう一つの問題は、アワードの組み立て方についてでした。「チームとか実行委員会とかを作らなきゃいけない?」、「誰が一緒にやってくれるんだろう?」っていう。すごく不安になっちゃって。

アワード自体をやったことがない、アワードの組み立て方を知らない。何をどうしていいかわからないという状態が続いて、資金がせっかく集まったのに動けない日が続きました。情緒不安定みたいな感じになっちゃって。

そうだったんですね…。それって、どのように乗り越えたんでしょうか?

前回のアワードで審査員になってくれた方、日本エグゼクティブコーチ協会の会長さんが声をかけてくれて。「朝妻さんは今すごく不安そうだけど、何がどうなったら、心が穏やかになったり、前向きになれますか」ということを聴いてくれたんですね。

さすが、コーチングの方だから聴き方が上手なんですね。

そうなんです。私は、「一緒に応援アワードに向かって走ってくれる仲間が欲しい」って言いました。

周りで「何かあったら応援するよ」とか、「当日スタッフやるよ」とか、そういう人はいました。でも、本当に核となって一緒に作り上げていく人たちがいない、というか準備をしていなかったという状態だったんですね。

それで、何をすべきかを気づかせてもらってから、少しずつメンバーが集まっていきました。5月から毎月のように応援交流会を開催して、プレゼンをして、その会場に参加していた人たちから「プロジェクトメンバーとして応援したい」と言ってくれる人がでてきたり。

2022年8月19日 応援交流会in渋谷

少しずつ運営メンバーを集めていったんですね。交流会も、応援アワードまでほぼ毎月ってスゴイ…。

エントリーメンバーや協賛も集めないといけなかったので、交流会だけでは正直足りませんでした。お金がもう何百万と必要だったので。

自分だったらもう、途方に暮れてしまいそうです(苦笑)どうやってそれを集めたんですか?

スポンサーを集めるためのプレゼンシートを作りました。正直なところ、企業さんに費用対効果を問われたら「ゴメンナサイ」なので。もうそこで共感してくれる企業さんにしか前回はお願いできませんでした。

それも学びになりましたね。どうやって、人々の心を動かして協力してもらうのか。クラウドファンディングやスポンサー集めは、応援される側の勉強にもなりました。

ちなみに、そのスポンサー集めって、どうやって突撃先の方を見つけたんでしょうか?

クラウドファンディングと同じですよ。FacebookからLINEから、「知り合い誰がいるかな?」って見て、関係性の強い人やいつも応援してくださっている方を中心にアポをとって足を運び、魂プレゼンをする、の繰り返しでした。積極的に交流会などにも参加しましたね。

でも、そうやってスポンサー集めを頑張ってる中で、交通事故に遭ってしまったんですね。私は一切動けなくなってしまって。

そんなタイミングだったんですか…!!!!

ただ、マイナスだけではなく大きなプラスもありました。SNSからの沢山の励ましや、具体的に食べ物や必要なものを提供してくれる人がいたり、良いお医者さんを直接紹介してくれたりする人も…。

さらには「クミッチェルが動けないの分かってるから」とプロジェクトメンバーやチアの子たちがより一層団結してくれて。事故直後はメンタルも落ち込み、介護なしでは生活できない状態だったのに、1ヶ月後には元気にチアをするまでに回復しました

だから、本当に第1回の応援アワードに向けては、いろんな形で「応援は力になる」っていうことをめちゃくちゃ体感しましたね。

 

応援アワードを終えて

たくさんの困難を乗り越えて、念願かなって松岡修造さんをはじめ、多くの方に出張表彰をしていただいたり、大成功をおさめて…。

応援アワードを開催して、いかがでしたか?

まずは、開催をするまでに協力・応援をしてくださった皆さんに感謝だなと思っていて。そりゃあ、いっぱい改善点はあるけど。

でも、まずは開催できたことが嬉しかったし、感謝だったし、これからも自分は開催を続けていくぞ。っていう気持ちでした。

参加者の方とか、どんな様子でしたか?

全員の気持ちはわからないんですけれど…でも、聞こえてきた感想の中で特に嬉しかったものがあって。

“僕は正直、人に連れられてこの会場に来ました。会場に来た時には「別に応援なんていつでもできるし、何がそんなに大事なのかがわからない」という感じだった。

だけど、応援アワードを1日過ごしてみて、こんなにも応援が人の心を震わせ、こんなにも応援が人の人生を変えるものだったなんて、それを知ることができて、なんか胸が震えて、涙が流れました

と。 

えええええええええ〜〜〜〜〜!!!嬉しいですね!

その人は、鬱だったかなにか、自分の心がずっと落ち込んでしまってた状態だったんですって。

“アワードを1日体感してからは、僕も今いる職場の中でも、誰か応援できる自分になりたいなって思ったので、応援を意識して行動しようと思います。それに気づかせてくださって、本当にありがとうございました“ 

っていう感想が来たんです。やってよかったな、って思えました。もちろん改善点は色々あるかもしれないけれど、たった一人でもこういう感想を持てた人がいたなら、やった意味があったなって。

嬉しいですね。

次の応援アワードについて、 というか、今後クミッチェルさんがどういう社会にしていきたい、夢を叶えていきたいっていうのをお伺いしたいです!

私が目指してるのは、状態としては応援の日常化なんですね。

・日常
・家庭
・学校
・職場

こういった日常生活の至るところで、ほんのちょっと誰かを応援できるっていうことを、いろんな人がやっていけると、多分すごく優しい社会ができるし。心理的安全性ってとても大事だと思うんです。

何をしても否定されないっていうか。

否定されないとか、なんなら応援されるっていう環境だと、挑戦をしやすくなると思うんです。ビジネスで言うと、イノベーションが起こりやすくなるとか。

そういう風に、社会自体が活性化していく、経済も活性化していく、人々の幸福度も上がっていく状態を作りたいです。

応援による正のスパイラルですね…!

応援って、実は応援される側よりもする側の方が幸福度感が高いっていう研究結果が出てるんですね。

よく、応援は元気な人ができることだとか、応援は私にはまだできません、自分で精一杯ですっていう、 声を聞きます。

自分の心の中のコップに水が溜まってない時は、応援できる人が応援した方がいい。だけど、ほんのちょっと水が溜まった時に、誰かをちょっと応援してみるだけで、自分の存在価値が肯定できるようになっていくんです。

応援で、自分の存在価値が肯定できるようになっていく、と。

あなたのおかげで頑張れたとか、力になったって言われたら、「あ、私でも力になれるんだ」ってすごく嬉しいんですよね。

確かに、素直に喜んでもらえたり、その人が自分の応援でやる気が出てくれたりしたら、嬉しいものです。

なので、自分にできる応援を、ほんのちょっとやる人が増えていく社会応援する側が増えていく社会になると、応援される側も増えて、 循環と連鎖が生まれていくと思うんです。そんな社会になるきっかけを、私たちが作りたいです。

目指せ!応援ムーブメントからの「応援スパイラル!」

次の応援アワードも開催が決まってますもんね!

はい!今回は、アイディア部門をメインに募集します。「誰かのために何かのために応援を形にするためのアイディアや取り組み」を熱い志を持って多くの方にプレゼンしたい方、エントリー募集中です!入賞者には、活動支援金や副賞がプレゼントされます。(締切8/22まで)

そして今回、応援が力になったという「応援エピソード」は子ども部門と大人部門に分けて募集しています。最終的に選ばれた方は、会場にいる400人+オンライン視聴している全国の皆さんにエピソードを伝えることができます!

表彰は東京でおこないますが、いろんな地方から参加していただきたいし、将来的には地方予選とかもできるようになると良いな、とも思っています。

詳しくは応援アワード2023のウェブサイトをご覧ください!今年も公式応援アンバサダーは全日本女子チア部☆AJOがつとめます!

14名に増えたチア部がますますパワフルに皆さんを応援し盛り上げます!

クミッチェルさんの進む先、作っていく世界が今後もとっても楽しみです!

※2022年応援アワードについてもっと知りたい方は、こちらからドキュメンタリー動画を見れます

 

クラウドファンディングをやりたい人へ

スバキリ一味は「チャレンジする人を応援するアーティスト集団」っていう、ポリシーを掲げて活動しておりまして。

今後チャレンジしていきたいとか、今やってるよっていうプロジェクトオーナーさんに対してアドバイスするとしたら、クミッチェルさんはどんな言葉をかけますか?

そうですね。私はまず、どうしようって思った時に「できない理由よりも、できる方法を考える」っていう思考にするんですね。そこからさらに背中を押すのが、「一歩踏み出す勇気、えいやー!」っていう言葉です。

とある講演家の人が「失敗はデータである」って言っていて。私は失敗という失敗ってないと考えてるんです。「学び」っていうふうに捉えられるから。

なるほど。たくさん失敗しても、それはデータが集まるだけだと。

そうです!でも、それ、やらないとわからないんですよね。チャレンジは、学びや体験を「得る」ことしかないと思っていて。

で、「あなたが頑張ってる姿を応援したい」って人はいっぱいいるんですよ。いっぱいいるから、 一歩踏み出す勇気を持って、できない理由よりもできる方法を考えてチャレンジしてほしいなって思います。

勇気を出してチャレンジしてみると良いよ!ってことですね。

そうです!もし、スバキリさんにお願いをなさるのであれば、「スバキリ一味のみんなが応援隊なんだ」って思って、たくさん応援してもらったらいいと思うんですよ。

応援してもらうにも、待ってるだけでは不十分です。ポイントは、自分から

「これってどうなんですか?」とか
「どう思いますか?」とか

応援隊の皆さんに、たくさん話しかけるというか、質問したりとか。

応援されるのを待っているだけじゃなくて、自分からアクションを起こすってことですね。

受け身を辞めることですね。そのほうが、応援がパワーアップすると思います(笑)

スバキリ一味の方は、どんな相手でも請け負った役割はもちろん果たしてくださると思うんですけれど。やっぱり人間だから、一生懸命こちらから相談すると、どんどん答えてくれたり、提案をしてくださる場合もありましたし。

確かに、やる気のあるプロジェクトオーナーさんは、より応援したくなっちゃうのが人情かもしれません(笑)

なんのサービスにせよ、黙ってる人ほど「何もやってくれない」とか言いがちです。でも、熱意を見せて頑張りたいです!っていうことを示していたら、クラウドファンディングにしても何にしても、みんなの応援の度合いは変わってくると思います。

熱意が伝わるような行動、ですね。何にでも共通する真理だと思います。

あとは、「どんな未来を達成したいのか」の未来を考えてジャッジするといいと思います。現在のことばかりにフォーカスすると「 今これ足りないな」とかって思っちゃいがちなんですけど。

自分がどんな未来になってたらいいか。じゃあその未来に対して、どの選択が今一番いいのか?っていうふうに考えると、自然と建設的なポジティブな選択になっていくんじゃないかな。

チャレンジしたい人に限らず、色んな人に知ってほしい考え方ばかりでした。具体的なアドバイス、ありがとうございました!

ありがとうございました!

クミッチェルさんのことや、応援についてもっと知りたい!という方は、ぜひ協会やクミッチェルさんのHPを見てみてください!

 

クミッチェルさんのHP

(一社)全日本応援協会HP
https://ajoen.jp/

朝妻久実オフィシャルサイト
https://asazuma93.com/

 

対談を終えて

クミッチェルさんは「猪突猛進のエネルギー体」のような方で、画面越しに見ているこちらも笑顔になってしまうくらいパワフルな方です。

今回も、ご自身がどうやって困難を乗り越えてきたかを惜しみなくシェアしてくださいました。これも、頑張りたい誰かへの「応援」のかたちではないでしょうか。

クラウドファンディングに限りませんが、今回の対談からなにかに挑戦したり、誰かを応援したり、行動が変わる方がいれば嬉しく思います。

応援がもっともっと当たり前で身近な文化になり、チャレンジする人が増えていく世の中を想像すると、あったかい気持ちになります。

私自身も傍観者ではなくて、人をもっともっと応援できる、勇気づけられる人間になりたいなぁと改めて感じる時間でした。

スバキリ一味の「中の人たち」は、プロジェクトオーナーさんたちの挑戦を応援することに誇りとやりがいを感じながら、今日もプロジェクト作成に励んでいます。

取材・執筆―上原佳奈(かなっぺ)